第62回景況調査 集計結果

 景況感  全業種で横ばい傾向 


  【 景 況 感 】

 年2回会員の皆様にご協力を頂き実施している景況調査の令和6年9月分(会員企業258社より回答)がこのほどまとまった。全業種平均の景況感では、「良い・やや良い」の数値は20.6%(前回22.4%)で1.8ポイント減少し、「悪い・やや悪い」の数値は41.1%(前回44.0%)と2.9ポイント減少となった。

  【景気・売上高の見通し】

 この先の景況感予測では、全業種平均で「横ばい」が57.4%(前回調査48.0%)で前回より9.4ポイント増加し、「少し悪くなる・最悪になる」が27.1%(前回調査31.2%)で、4.1ポイント減少し、「かなり良くなる・少し良くなる」は14.8%で(前回調査20.0%)、5.2ポイント減少した。 また、この先の売上高予測に おいては「ほとんど変わらない」 は49.6%(前回調査46.8%)で、 2.8ポイント増加する結果とな った。

  【 売 上 高 】

 対前年売上高では、「ほとんど変わらない」が38.0%(前回調査33.6%)と最も多く、次いで「1〜30%下落」が28.7%(前回調査29.2%)となった。 「ほとんど変わらない」では、建設業が41.5%(前回調査34.8%)で6.7ポイント増加、製造業が34.5%(前回調査27.5%)で7.0ポイント増加、卸小売(飲食含)が35.7%(前回調査31.6%)で4.1ポイント増加、サービス業その他が39.7%(前回調査39.7%)の結果となった。

  【経営上の問題点】

 経営上の問題点については、全体では「仕入単価の上昇」が17.5%、「原料・材料の高騰」13.8%「従業員の確保難」が13.1%となった。 次いで、「経費の増加」「電力料金の上昇」「受注量(額)の停滞・減少」が上位になるなど、問題点は様々である。

  【 経 営 戦 略 】

経営戦略については、「新規取引先の開拓」が19.7%と最も多く、次いで「合理化・コストダウン」が15.9%となり、経営上の意見・要望では「人材確保、人材不足解消に対する支援」が27.1%、「雇用関係助成金の充実」が15.7%、「融資制度等の金融面での支援の充実」が10.6%との結果になった。

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 ■中小企業景況調査結果報告■

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