第61回景況調査 集計結果 − 景況感 全業種で緩やかな回復基調 − |
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【 景 況 感 】 全業種平均の景況感では、「良い・やや良い」の数値は22.4%(前回11.3%)で11.1ポイント増加し、「悪い・やや悪い」の数値は44.0%(前回48.4%)と4.4ポイント減少となった。業種別における「良い・やや良い」は製造業で24.6%(前回調査6.5%)、卸小売(飲食含)で40.4%(前回調査20.3%)、建設業で8.7%(前回調査6.8%)、サービス業その他で15.3%(前回調査8.9%)と全業種でポイントが増加する結果となった。 【景気・売上高の見通し】 この先の景況感予測では、全業種平均で「横ばい」が48.0%(前回調査52.3%)で前回より4.3ポイント減少し、「少し悪くなる・最悪になる」が31.2%(前回調査28.3%)で、2.9ポイント増加し、「かなり良くなる・少し良くなる」は20.0%で(前回調査18.6%)、1.4ポイント増加した。また、この先の売上高予測においては「ほとんど変わらない」は46.8%(前回調査47.3%)で、0.5ポイント減少する結果となった。 【 売 上 高 】 対前年売上高では、「ほとんど変わらない」が33.6%と最も多く、次いで「1〜30%下落」が29.2%となった。 「1〜30%下落」では卸小売(飲食含)が36.8%、製造業で30.4%と最も多い結果となった。「ほとんど変わらない」では、サービス業その他が39.7%(前回調査39.2%)で0.5ポイント増加、建設業が34.8%(前回調査25.0%)で、9.8ポイント増加、卸小売(飲食含)が31.6%(前回調査33.8%)で2.2ポイント減少、製造業27.5%(前回調査31.1%)となり3.6ポイント減少となった。 【経営上の問題点】 経営上の問題点については、全体では「仕入単価の上昇」が17.9%、「原料・材料の高騰」が14.0%となった。 次いで、「従業員の確保難」「経費の増加」「電力料金の上昇」が上位になるなど、問題点は様々である。 【 経 営 戦 略 】 経営戦略については、「新規取引先の開拓」が17.3%と最も多く、次いで「合理化・コストダウン」が14.7%となり、経営上の意見・要望では「人材確保、人材不足解消に対する支援」が25.1%、「雇用関係助成金の充実」が14.6%、「融資制度等の金融面での支援の充実」が13.7%との結果になった。 |
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