第60回景況調査 集計結果 − 景況感 「卸小売(飲食含)」で大幅に改善 − |
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【 景 況 感 】 全業種平均の景況感では、「良い・やや良い」の数値は11.3%(前回13.3%)で2ポイント減少し、「悪い・やや悪い」の数値は48.4%(前回52.0%)と3.6ポイント減少となった。 業種別においては、製造業「悪い・やや悪い」が47.5%(前回調査56.5%)、建設業「悪い・やや悪い」が47.7%(前回調査39.6%)、サービス業その他「悪い・やや悪い」が49.4%(前回調査55.2%)となった。 卸小売(飲食含)においては、「良い・やや良い」が20.3%(前回調査10.3%)と10.0ポイント増加する結果となった。 【景気・売上高の見通し】 この先の景況感予測では、全業種平均で「横ばい」が52.3%(前回調査46.7%)で前回より5.6ポイント増加し、「少し悪くなる・最悪になる」が28.3%(前回調査28.5%)で、0.2ポイント減少し、「かなり良くなる・少し良くなる」は18.6%で(前回調23.5%)、4.9ポイント減少した。 また、この先の売上高予測においては、「ほとんど変わらない」は47.3%(前回調査42.1%)で、5.2ポイント増加する結果となった。 【 売 上 高 】 対前年売上高では、「ほとんど変わらない」が33.3%と最も多く、次いで「1〜30%下落」が29.5%となった。建設業においては、「1〜30%下落」が36.4%と最も多い結果となった。 「ほとんど変わらない」では、製造業が31.1%(前回調査30.4%)で0.7ポイント増加、卸小売(飲食含)が33.8%(前回調査36.2%)で、2.4ポイント減少、建設業が25.0%(前回調査39.6%)で14.6ポイント減少サービス業その他39.2%(前回調査38.8%)となり0.4ポイント増加となった。 【経営上の問題点】 経営上の問題点については、全体では「仕入単価の上昇」が17.7%、「原料・材料の高騰」が14.3%となった。 次いで、「電力料金の上昇」「経費の増加」「従業員の確保」が上位になるなど、問題点は様々である。 【 経 営 戦 略 】 経営戦略については、「新規取引先の開拓」が17.4%と最も多く、次いで「合理化・コストダウン」が15.9%となり、経営上の意見・要望では「人材確保、人材不足解消に対する支援」が25.5%、「雇用関係助成金の充実」が11.9%、「融資制度等の金融面での支援の充実」が11.4%との結果になった。 |
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